運び上げられた瓦は、屋根の葺かれる場所にバランスよく積まれていく。我が家の瓦は、引っ掛け瓦といって、瓦を別の瓦の突出した部分の瓦桟に引っ掛けながら重ね合わせていくもの。瓦数枚ごとに釘も打つが、あまりにも簡単な葺き方なので、瓦が外れてずり落ちはしないかと不安になる。「こんな簡単な載せ方で、大丈夫なんですか?」聞くと、Tさんいわく、「瓦は、昔からちゃんと決まったように重ねていけば、それぞれの重みでお互いを押さえあって、よほどの天変地異でもない限りは、崩れない。
[参考サイト]
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オヤジも瓦屋だけど、崩れたことなんかないっていってたね。この瓦の葺き方で、日本家屋は、100年も200年も持ってんだから、間違いないよ」そういえば、よほど軒が傾いている家でもない限り、瓦が落ちているのを見たことはない。親の代からの瓦屋というTさんが太鼓判を押すのだから、大丈夫だろう。