Tさんのお話を聞いていると、にわかには信じられませんでした。Tさん夫妻は、お話をしているといかにも好人物で、どうやら今まではハウスメーカーもわざと間違えたのではないと、自分たちを納得させてきたようです。けれども往来ができない廊下になってしまったことに関しては、当たり前のことですが納得できないので、どうしていいかわからず相談に来たとのことです。設計図を見ると、確かに平面図も断面図も2階の廊下で往来で
配置確認書を作成していない... の続きを読む
一般的な住宅の工期は、おおよそ4カ月前後です。基礎工事からスタートして骨組みの建て方工事が終わると、次は設備配管工事・防水工事・断熱工事・外部仕上げ工事・内部仕上げ工事へと進んでいきます。その過程で施主のかたは、設計段階では図面上で理解できていたつもりが、現場を見てみたら「こんなはずではなかった……」といった事態になることがたまにあります。そのようなとき、施主は設計の変更を申し出てきます。よく聞く
着工してからの変更依頼は損... の続きを読む
私たちが快適モデルハウスをやらずに誰がやる、と心を思いっきり奮い立たせ奇跡を願うしかありませんでした。ただ奇跡を願いながらの家造りですから、そのプレッシャーたるや大変でした。大きな借金までして建てる価値があるのかと。ですから、ジョーカーは「平成のドンキホーテめが!」と舌打ちしていたに違いありません。心中はこのように波高し、の状態が続きましたが、一方で快適モデルハウス建設計画も着実に進行していました
「ジョーカー」という土地を徹底的に見極める... の続きを読む
「体の弱い人は、敏感です。これまでの家造りは、その人たちに対して鈍感すぎていました。温度にも、湿度にも、空気や音に対しても。住宅展示場も、住宅雑誌も、設計士も、建築家と称する人たちも。鈍感で無知であり過ぎます」熱を帯びて、一時間ほどがあっという間に過ぎた。私の頭の中には、外断熱への関心が急速に高まっていった。そしてこの人なら信頼してもよさそうだ、そう思ったので持参していた住友林業の設計図を見てもら
体の弱い人は、敏感... の続きを読む
まず、「安く」という点です。もともと、多くの工務店が手がけている木造軸組工法は、最も広く普及している工法です。そのため、本来、安くつくれるはずなのです。普及している工法であれば、資材の物流態勢が整っていますし、大工など職人を一から教育しなおす必要もありません。コストのあらゆる面で、普及していることは有利に働くはずなのです。ところが、実際には必ずしもそうではありません。大手メーカーと大して違わない価
従来の家づくりはどんぶり勘定... の続きを読む
拡大する首都圏業務核都市を基点に広域化首都圏では、地価高騰により、住宅を新たに取得しようとしても。相当郊外まで行かないと、とても購入できる価格ではなくなっています。いまや通勤二時間など当たり前になりつつあり、その結果、首都圏といわれる地域もだいぶ拡がってきているようです。さらに、最近では首都圏のとらえ方にも変化がみられます。これまで祁心といえば千代田、中央、港など東京二三区内の一部地域に限定されて
購入できる価格ではなくなっている... の続きを読む
家づくりで重要なことは何でしょうか?間取り?設備?・部屋の広さ?リビングでゆっくりくつろげるか?使いやすいキッチンで料理の腕をふるえるか?子供をのびのびと育てることができるか?お風呂でゆっくりできるか?ヘソクリをしまう場所はあるか?人それぞれです。でも、その中でもイチバン重要なことは何でしょうか?それは、ズバリお金です。どんなにいいプランやカッコイイ家を考えてみても、先立つものがなければ、絵に描い
家づくりで重要なことは?... の続きを読む
ハウスメーカーの建物、建売住宅、大工さんが建てる家、そして注文住宅などさまざまな供給形態があり、どれを選択するかによって、家づくりそのものが大きく異なってくるし、そもそもどういう価値基準に拠って家を建てるかで費用は違ってくるのに、「坪何万」という画一な尺度で全てを括ることに、どういう意味があるのでしょうか。まず、次の3点を理解する必要があると思います。1つは、同じ間取りでも、例えば屋根の形によって
画一な尺度で全てを括る... の続きを読む
銀行ローンは毎月1日に、当月中に融資する金利を発表しています。現在の金利が低くても、申し込み時点の金利が適用されるとは限りません。申し込んでから融資が実行されるまでに時間がかかります。融資が実行されるのが翌月になれば、翌月の新しい金利が適用されることになります。金融機関によって多少の金利差があるのは、それぞれの金融機関の短期プライムレートにより決められているからです。金利水準は、固定金利選択型の場
銀行ローンはどこの銀行を選べば有利か... の続きを読む
建築的手法で夏を健康に快適に、もちろんクーラーはめったなことでは使わない。そんな家づくりに憧れている方はかなり多いと思います。しかし、現実は各部屋ごとにクーラーが。そんな物悲しい実態は、家の建て方が大きく変わってしまったことに起因します。パッシブな設計、施工をして住居を夏向きに建てても、意外と窓のあり方を重要視していない方が多いようです。いくら、建築的手法で工夫をしても、窓からどんどんと日射や照り
窓のあり方を重要視していない方が多い... の続きを読む