超高層マンションとは、地上60m(20階建て相当)以上のマンションを指すというのがこの業界のほぼ共通の認識。超高層マンションの最大のメリットは眺望の良さだが、数々のデメリットがあることもシッカリと把握しておこう。最近の超高層マンションは、高強度コンクリートやSI(スケルトン・インフィル)構造の採用によって、従来よりも長期の使用に耐える物件が登場している。でも、超高層マンションの歴史は浅く、その維持保全については、従来の経験値では必ずしも対応できない部分があるかもしれない。それにもかかわらず、修繕積立金が低・中層マンションと変わらない金額であることが、将来の積立金不足(修繕不能)問題に波及する可能性を指摘しておきたい。百歩譲って、超高層マンションの保全技術の問題が解決されたとしても、住民間の経済格差といった社会構造的な問題の解決策が見出されない限り、老朽化問題は低・中層マンションよりも深刻なものとなるおそれがある。超高層マンションの社会構造的な問題は、高層階と低層階の住民の経済格差に起因する。
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