アルミサッシができて、住まいの密閉度が高まるとともに、都市部では防火対策から屋根を密閉型にする工法がふつうになりましたが、その際、換気はどうやらなおざりにされてきたようです。そして、建築基準法に規定がないから、必要はないと主張する施工業者もいるくらいです。現在、公的機関で屋根裏換気の規定を設けでいるのは、住宅金融公庫の仕様書があります。切妻屋根の場合は、両側面の棟の近くにつけるのが普通ですが、これでは棟付近の空気だけが流動し、全体の換気が行なわれにくいので、入母屋屋根にみられるように、軒先にも吸気用の孔をつけておくほうが効果的です。
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また、寄棟は風がないと換気が行なわれないので、棟に排気筒をつける工夫をしておきたいものです。よく見かけられる換気孔は、軒裏に孔あきボードを張ったものですが、孔が小さすぎて実質的効果はあまり期待できません。角型レジスターをつけるなどの工夫をしておきたいものです。